唾液では感染しないが念のためのHIV検査がおすすめ

HIVウィルスの感染経路は限られており、日常生活の中で感染することはありません。
感染者の汗や涙、唾液、尿、便などに触れても感染はしないので、気にする必要はありません。
共同浴場や公衆トイレでうつることもなく、感染者と同じ蚊に刺されても大丈夫です。
コップの回し飲みでうつることもありません。

HIV感染者の唾液の中には、HIVウィルスがごく微量存在しますが、感染するような量ではありません。
感染するには、バケツ5杯分の唾液が必要です。
ただ、感染者の口の中で出血が起きていて、自分の口の中に傷があった場合は感染の可能性があります。
唾液ではうつりませんが、血液ではうつる可能性があります。

トイレでうつることを心配する人は多いですが、HIVは空気中では感染力がなくなるため、感染の心配はありません。
血液や体液が便座についていてそれと接触しても、健康な皮膚からは感染しません。
ただし、傷や炎症のある皮膚や、粘膜部分が直接触れると、感染する可能性はあります。
はね返りのしぶきが粘膜にあたっても、HIVウィルスは水で薄まっていますので、感染はしません。

蚊は、他の病気をうつして回ることはありますが、HIVをうつすことはありません。
前に吸った血が、次の吸血の時に注ぎ込まれる量が、ごく微量だからです。
他の病気では病原菌が、蚊の体内で増殖するためうつってしまいますが、HIVウィルスは蚊の体内では増殖しないため、感染することはありません。

HIV検査を勧める女性このような日常生活の場面で感染することはありませんが、注射器および注射針の使い回しや性行為などで、感染の心当たりがある場合は、なるべく早くHIV検査を受けることをおすすめします。
早期発見が何よりも大事です。

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